JHDA – 日本ハンドドリップ協会という一般社団法人があるのをご存じでしょうか。
http://japanhanddripassociation.jp/
毎年日本最大(アジア最大?)の珈琲展示会であるSCAJショーに行くと、ゲイシャだパカマラだ、リロイ種だとか、パナマだハワイコナだホンジュラスだコロンビアだルワンダだブラジルだとか、、やれASD(Anaerobic Slow Dry)プロセスだ、その逆だとか個性豊かでフレーバーの強い珈琲やらエスプレッソ、ラッテやら、もうお腹がタポタポになるまで高価なものを飲めるのは大変ありがたいのですが、そのうち「もう珈琲は飲めん」という状態になったとき、このJHDA主催の「隠房」さんのクール珈琲だけはスッと飲めてしまうので、前から気になっていたのですが、本日思い立って珈琲仲間のK氏と行ってきました。場所は豊島園駅から徒歩3分くらい。
店に入ると、いつも展示会で見る店主がいて、なんだか初めて来た気がしない。(^^;
最初にガテマラをホットで、そして2杯目は隠房ブレンドを例のクール珈琲で。クール珈琲には通常のアイスコーヒーのようなガムシロやクリームはつきません。スッと飲める味。最初ちょっと薄いかな、と感じますが、これだと確かにフレーバーが良くわかる。淹れ方は独特で、ペーパードリップだけど、ネルのように、ちょんちょんとポットの先からお湯を少しずつ点滴しますが、50ccくらい抽出したらそれを4倍くらいにお湯で薄めます。クール珈琲では同じやり方だけど、氷の上に直接注いで、最後に氷を減らしてから、やはり冷水で薄めます。 このやり方だと、非常にすっきりした味になります。
ついでに、この日の朝に焙煎したブラジル豆2種の写真も掲載しておきます。
1) ブラジル・ブルボン・ピーベリー
欠点豆が多めでハンドソーティングに時間がかかる。1ハゼ音が小さ過ぎてなかなか聞こえない。でも綺麗に膨らみ、香味も良好
2) ブラジル・イエローカトゥカイ・ナチュラル(グアリロバ農園)
少し小振りの豆は、とても火が通りやすく焙煎しやすい。独特な香りは飽きが来ない美味しさ。
コメント