珈琲問屋の試飲スペシャルティコーヒー

昨日、久しぶりに横浜に用事があったので、ついでに珈琲問屋本店に立ち寄ってみたら、店頭試飲コーヒーにいつものブレンド100円に加えて、「本日のスペシャルティコーヒー」というのがあって早速飲んでみた。紙コップで200円。焙煎豆は100gで680円のもので、今回はコスタリカ・エル・アルコンとなっている。で、一口飲んで、「おーっ、これは!」というのが最初の感想。確かにトロピカル・フルーツのフレーバーがふんだんに感じられ、酸味が如何にもスペシャルティコーヒーである。これで200円は安いかも、と思った。正直、いつもの店頭ブレンドは僕の口には合わないので、最初1,2回試した後は全く飲まないできたが、今回のはちょっと面白い。このサービスは今だけなのかもしれないが、珈琲問屋に立ち寄るモチベーションにもなるので出来れば継続して欲しい。

ただし! 飲み終わってしばらくすると、口の中がいがらっぽくなってきて、残念ながら最初に感じられた心地よいフレーバーの後ろには相当な雑味が隠れていたようである。恐らく欠点豆を取り除いていないのであろう。あるいは短時間熱風焙煎に起因するものもあるかもしれない。とにかくこの点ではSCAJの定義するスペシャルティ・コーヒーから外れている。曰く「持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと」という点である。自分で焙煎したコーヒーは限りなく完璧に欠点豆を取り除くので、飲み終わった後にずっと甘さの感覚が残る。
珈琲問屋スペシャルティ珈琲

ところで先日、昨年5月に注文したCormorant CR600焙煎機がついに届いて、早速使い始めているが、この焙煎機で煎るとなぜかとても甘い珈琲が出来上がるようである。プロファイル管理ソフトのArtisanも繋いで、もういきなり超面白いマシンである。詳細はまた別の機会に!

CormorantCR600試運転

ついでに!
作りかけのログハウスの写真をFBに上げたら、昔の同僚がCGでこんなものを作ってくれた。なんだかいい感じかも。Coffeeがなぜか Koffeeとなっている。ドイツ語だ。ちなみに彼は英国人。なぜ?

Kaz喫茶

コメント

  1. KazuhiCoffee より:

    >>1
    クリスさん、いつも見て頂いてありがとうございます。
    GeneCafeも使っていますよ。CR600が来て使用頻度は落ちていますが。(^^;
    GeneCafeの良いところは最初の10分間(一ハゼの前まで)はほとんど手が掛からず他の作業をしながらでも出来るので、忙しい時に少し煎るときに使ったりしています。ただし豆との相性や得意な焙煎度合いは結構あるようで、その点では用途が限定されます。
    例えばユニオンの手廻しロースターでは焙煎中にサンプルスプーンを突っ込むと、しっとり濡れて出てくるほど中に水蒸気が籠っていますが、電気式焙煎機ではどんどん乾燥していくので、水分量の少ない豆(2,3年経過したパーストクロップ)を焼くときは要注意です。カサカサで飲めない味のときがありました。僕は予熱をしっかりして、なるべく短時間で煎るようにしています。

  2. クリス より:

    いつも見てます!
    ジェネカフェは使わなくなりれたんですかね?( ・∇・)故障ですかー?