ミニマム&最大効率な店、Drip&Drop Supply 銀閣寺店

同窓会に出るため一昨日から昨日にかけて京都にいました。京都といえば珈琲激戦区ということで、少し早く京都入りして、面白そうな店を探してうろつきましたが、あまり深く考えずに最初に入ったのが三条河原町近くの六曜社1F店。内容はもう昭和の喫茶そのもの。こちらは僕の求めているものではない、という意味で。雰囲気も良いし決して悪い店ではないのですが、500円の珈琲はごく普通の味で、プラス90円で頼んだバタートーストは実際にはマーガリントーストでちょっと落胆。(;_;)
六曜社珈琲

気を取り直してグルグル回っているうちに辿り着いたのが白川通りに面したDrip&Drop Supplyという店。ここではコロンビア・ラ・シルカシアというシングルオリジンをペーパードリップしてもらいましたが、これがもう想定外に感動的フルーティーなフレーバーで、ちょっとビックリ。紙コップで620円はちょっとお高い感じですが、店の中で飲む600円の珈琲は結構、凡庸なものも多い中で、あとは価値観の問題。

カウンターが4席のみ、あとは豆売りとドリンクのTake out、しかしメニューはかなり充実していて、ブレンド、シングルオリジンの豆を選んで、さらに抽出方法がペーパー、フレンチ、エアロプレスの3種類から選べます。ラッテ、カプチーノではミルクの種類まで選べたりと、ワンオペのミニマムサイズのスタンドカフェにしては、やけに充実しています。見事なお手並みだな、と思っていたら、実はこのバリスタ、様々な大会にも出ている林伸治氏でした。こんなに小さな場所で、ここまで珈琲ビジネスが凝縮された店はちょっと凄いな、と感心してしまいました。

あとで調べたら蛸薬師店が本店で、他にも城崎、枚方パーク、あとは海外でバンコクと5店ほど展開している、Marble.coというデザインオフィスが運営しているもの。なるほどセンスがいいはずだ。僕が行った銀閣寺店は去年の10月に開店というその中でも一番新しいものでした。

翌日に行ったイノダコーヒ本店の珈琲はやはり600円でしたが、決してまずい物ではなく、むしろ普通に美味しいのですが、全く感動させる、といった類の味ではありません。一方、イノダコーヒのケーキは種類も多く、かなりいけます。よって、入店したほとんどの人がケーキセット 1040円也を注文する、という流れになります。店内は広々、雰囲気もよく、常に満席なのも理解できます。
Drip&Drop外観
Drip&Drop品揃え
Drip&Dropコロンビア650円
Drip&Dropコロンビア説明
このコロンビア・ラ・シルカシア、今まで飲んだ中でも3本の指に入る美味しさ。素晴らしい!

こちらが翌日入ったイノダコーヒ本店の店構え。駐車場待ちの車が数台、店の前には入店待ちが20人以上、という繁盛ぶり。でも、いったん席についてしまえば、ゆったりと寛げます。流石、老舗は違う。
INODA本店
INODAコロンビアのエメラルド600円
コロンビアのエメラルド(ブレンド)600円。
たぶん、イノダコーヒでは一番の浅煎り。
でもフルーティさは全くなく、微かに酸味を感じる程度。まあジャンルが異なるか。
ミルクを入れずに飲みましたが、ミルクを入れた方が良かったかも。

さて、僕のブログの更新も今年はこれで最後です。来年も頑張って更新します。
では皆様、良いお年を!

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