スマトラ・クリンチマウンテン

先日参加したセラード珈琲のコーヒーインストラクターのセミナーで供された珈琲、マンデリン・クリンチマウンテンがとても美味しかったので生豆を入手したかったのだがセラードさんでは完売。うむ、来年は手に入れたいぞ、と思っていたら、ワイルド珈琲にはまだ残っていたので早速購入してみた。

クリンチマウンテン完売(セラード)

実は僕はマンデリンの土臭さが好きになれず、リントンなどの比較的高級なマンデリンでも、時々飲んでみては、「やっぱり違うな」とどちらかというと避けてきた。しかしこの豆はちょっと違う。同じスマトラ式精製でもクリンチ山(3805m)という富士山並みの高さの山の麓で作られたからなのか。売り文句は「神々の住む山」である。いつか登ってみたいな。

クリンチマウンテン商品説明
https://www.cerrad.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/5b7b42f15043b211eaf3ebecd234d8f5.pdf

さて、この豆を早速、Union手回しロースターでセラードさんのときと同様なフルシティ程度に煎ってみた。一粒噛んでみると上品な苦みはあっても土臭さは感じられず、なかなか良い感じである。

インドネシア・クリンチマウンテン

クリンチマウンテン抽出

ペーパードリップしてみた。旨い! やっぱり旨い!

高貴な酸味と抑えの利いた苦みとのバランス、マンデリンの良い特徴だけを取り出したような深い香り、フレーバー。これはいい。来年また新豆が入荷したら10-20㎏くらい入手したいと思う。

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