クラウドファンディングに挑戦

実は今月、クラウドファンディングで、おうちでクラフト焙煎教室x科学的アプローチ、というプロジェクトの参加者(支援者)を募ろうと計画している。

僕が若かった昭和から平成時代前半には、ちゃんとしたコーヒーは喫茶店や専門店で飲むものであり、家飲みはインスタントか、せいぜい挽売りのコーヒー粉をペーパーで淹れるくらいであった。でも僕は大学1年生のときに既に木製の手廻しコーヒーミルを持っていて豆で買っていたが、今から思うと焙煎から時間が経っていたのか、挽き立てでもちっとも膨らまなかったように思う。

自分で焙煎を初めて試みたのは社会人になった直後で、手網から始まって、いるいるという道具での焙煎、そして電気式焙煎機と進んでいった。
いるいるノパンフ

時代はずっと進んで今ではどうだろう。自宅でのコーヒー焙煎がこんなに身近になったのは、やはりSNSの影響が大きいと思う。ベールに包まれていた焙煎の神秘性がすっかり暴かれて、今では、なんだ、こんなに簡単に焙煎出来るぞ、と気が付いた人が、さらにSNSや動画で発信したりするので、少しでも焙煎に興味を持った人なら直ぐに色んな情報に目が行くだろう。

そんなかで僕がやりたいのは、おなじ焙煎教室でも、科学的アプローチ である。

クラファンの紹介文の中に書いている内容を少し抜粋すると、コーヒー焙煎にもナビゲーションがある、それは焙煎ロガーだ、ということである。
もしコーヒー焙煎を車の運転に例えるならば、こんな感じである。
目的地  ⇒ 焙煎度、目的のフレーバー、味
方位磁石 ⇒ 温度計(豆温度)
地図   ⇒ 珈琲豆の様子、音、匂い
カーナビゲーション ⇒ 焙煎ロガー

そう、僕がやりたいのは、煎り上手という、乗り物で言うと原付バイクか自転車にみたいなものにも、ナビゲーションをどうぞ、ということである。自宅焙煎をしている人も、しばらくやっていると、ほとんどの人が温度計の重要性には気が付き、そこまではなんとか導入しようとするが、焙煎ロガーにまで辿り着いている人はほんの一握りである。温度計だけではコンパスと地図だけでドライブするようなもので、やはり現代ならカーナビ付きでドライブしたいだろう。焙煎だって同じである。

今回のプロジェクトを手始めに、自宅焙煎にも一気に焙煎ロガーを浸透させていく、ちょっとしたムーブメントを起こしたいのである。

現在、事前公開中であるが、正直、まだあまり手応えを感じるところまでは来ていない。
なんとか賛同して頂ける方が少しでもいて、今回の定員の40名に到達してくれることを祈りたい。

中身を読んで頂ければ、内容に対してかなり良心的な価格設定にしていることを理解して頂けると思う。しかしこれでも高いと言われるのであれば、真摯に受け止めて、なんとかギリギリまでコストを削って価格を下げてでも、一人でも多くの方に焙煎ロガーの面白さ、有用性を味わって頂きたいと思っている。 一般公開まであと1週間ほど。公開後はリターンの設定は変更できなくなるので、今のうちに皆さんの率直なご意見を頂けるととても有難い。是非よろしくお願いいたします。

CAMPFIRE クラウドファンディング(事前公開)

ドライブイメージ

コメント

  1. KazuhiCoffee より:

    早速のコメント、ありがとうございます。
    なるほど、それは良いポイントを指摘して頂きました。
    早速、無駄な!は省いてみました。
    一方で、カーナビの例えは、複数の方に分かり易いと言って頂いており、自分でも気に入っておりますので、こちらはもっと良い説明が思いつくまではこのままいきたいと思います。
    またどんどんコメントしてくださいませ!

  2. 失礼を承知で… より:

    クラファンの文章に!が多く、読み難く感じます。
    また、カーナビに例えるのもイメージし難いですね。代案がある訳では無いのですが。