昨日は息子をお供に、ネルドリップ協会の冊子に掲載の珈琲店の中でも特に遠方の2軒を訪問するため、千葉まで繰り出しました。一見目は南柏のカフェリズム。今はなき名店、大坊珈琲で20年ほど前に7年ほど働いて、当時大坊さんや奥さんに代わってネルドリップもされていたという店主がいます。メニューはまさに大坊珈琲直系だけが許される濃度だけで何種類ものメニューを作るもの。今回は25g/100ccのブレンドを注文しました。ちょっと測ってみると、2杯分を一度にいれるときは5g減らして45gの粉を使って、1つ前のお客が7分、自分たちのが5分半かけて点滴抽出。カップはとてもシンプルなもの。味はまさに大坊珈琲系でした。同じ手回しロースターで同じように焙煎して、同じようにネルドリップすれば、まあ近い味になるのは当然なのでしょう。最初に濃く抽出して、途中で別の容器に薄い成分を抽出して、薄い方を濃い方に少し混ぜて最終的に味を調えるやり方も大坊さんと同じでした。
店主と色々と楽しい話ができてとてもいい時を過ごしました。
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