淵野辺には高根珈琲というちょっと風変わりな店舗の珈琲豆店がある。4年前に開いたとのことで、経堂にもう一店あるらしい。この店は見るからにコンビニの居抜きの体をなしている。広々とした店内は珈琲器具が8~9割を占めており、焙煎豆の種類はストレートが10種類ほど、ブレンドが3,4種類とむしろ少ない。店内奥にある生豆置場と焙煎場所はガラス張りで、フジローヤルの焙煎機が3台ほどある。こまめにどんどん焙煎して薄利多売するビジネスだと思われる。
コロナ禍前に来たときは数種類の珈琲が試飲が出来たが、今日行ったら残念ながら試飲はなし。そこで冒険はできないので、前回買ってコスパの高さに感心した中煎りのエチオピア・イルガチェフェを250g、それに珈琲好きなら名前を呟くだけでウットリしてしまう深めの煎りのモカ・マタリを100g購入。しかしなんだか前回も同じ組み合わせで買ったような気がするなぁ。(^^;
珈琲の袋に焙煎日も賞味期限も印刷されていないのは、ちょっと頂けない。
まぁ全部新しいよ、ということかな。思わずいつもの癖で、一番手前ではなく、一つ奥の袋を手に取ったら、店主にしっかり見られていたようで、ちょっと恥ずかしかった。(^.^)
家に帰って早速、マタリをネルドリップで少し濃いめに淹れてみたら、モカモカした強い主張はないがバランスが取れたなかなか美味しい味、飲みやすい味であった。
イルガチェフェの方は、55g/800ccで水出し珈琲にセット。明日、一部を使って珈琲ゼリーにしてみようと思う。それにしても、250gで900円、500gなら1800円という価格付けはイルガチェフェとしてはかなり安い。一方、マタリは100gで700円。こちらはスズシンさんの1300円に比べると安いが、まぁこんなものか。 あと他に、自分でも焙煎したことがあるブラジル・ハンショグランジ農園 フルーツバスケットが600円/100gで売っていたが、こちらは生豆なら松屋珈琲で6642円/5kgなので、100gなら132円。豆のピックと焙煎で2割減るとして、焙煎豆なら100gで165円である。これだけ見ると薄利多売とは言えないかな。
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