ハワイ・カウ珈琲のベスト焙煎探求(その2)

Kope花伝カフェから預かったハワイカウの珈琲豆の甘みを最大限に引き出すため、さらに実験を重ねています。しかしながらこのロットは本当に手強い。たぶん農薬をほとんど使っていないことの証なのでしょうが、330gの豆を30分程かけてソーティングしたら虫食い等の欠点豆が11.2%。厳しい~(+_+)

こちらがソーティング後の豆。予定の300gを少し切ってしまいました。
ハワイカウ(ピック後)

そしてこちらが取り除いた欠点豆。クルクル回さないとわからない欠点豆も多く、完全に取り除くには大変手間がかかります。
ハワイカウ(欠点豆)

今回は綺麗にしたハワイカウを、手廻しロースターでダブル焙煎の中煎りに仕上げてみました。
下の写真は一回目の焙煎を冷やしたところ。6分50秒かけて豆温度が180度ちょっとに上昇したところで焙煎器から取り出して冷却。当然ながらこの時点では豆は爆ぜていません。
ハワイカウ(ダブル焙煎途中)

これを約2時間寝かせてから、再度手廻しロースターに投入して今度は最後まで焙煎。
ダブル焙煎では結構ラフに温度上昇させてもいつも綺麗に膨らむので、今回も一気に熱を入れていき、7分53秒で1ハゼ開始、9分33秒で煎り止め。

焙煎前の生豆からの重量減を計算すると85.4%となり、一昨日焼いたシングル焙煎のものとほぼ一致。そこで横に並べて写真を撮ってみました。ダブル焙煎の方は85.3%とメモをつけてしまいましたが85.4%の間違いで、シングル焙煎の豆との差はたったの0.1%、ほぼ同じ重量変化と言えましょう。
ハワイカウ(ダブル比較)

アップするとこんな感じ。ダブル焙煎ではこの煎り加減でも完璧に皺が伸びてピカピカです。(^^)/
ハワイカウ(ダブル比較アップ)

ということで明日試飲してみます。

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