Genesis社のGene Cafeロースターはチャフもほぼ取り除けるし、200~250gの少量焙煎ということもあり、中煎りまでの焙煎であればキッチンで使っても換気扇で十分だが、さすがに深めに焼いていくと後半の煙が凄いことになり、焙煎後の数分はダイニングからリビングまで白く煙ってしまう。そこで晴れている日はテラスに椅子を2つ並べて板を渡してそこに置いて青空焙煎するわけだが、やはり雨の日も焼きたいし夜間に急に焼きたくなることがあるので、さてどうしたものかと思っていたら海外のユーザがダクトを付けて使っているのを見て、これだ!と思って早速ホームセンターから買ってきたダクト(直径15㎝)を取り付けてみたら、これがなかなか具合がよい。9割以上の煙はそのまま外へ排気されるので煎り上がり直前まで換気扇を回す必要すらないほど。素晴らしい! なんでこんな簡単なことに今まで気づかなかったんだろう。
唯一の難点は、一ハゼの音をクリアに聞きとる手段がなくなること。実はこちらも海外のGene Cafeユーザのアイデアだが、キッチンタオルの芯をチャフ受けの排気口に載せて、反対側に耳を当てるという方法でハッキリとハゼ音が聞き取れるのである。原始的だが効果てきめん。Gene Cafeの問題点は皆が指摘しているとおり、モーター回転音が大きいのと、ガラス製のチャンバーの密閉性が良過ぎてハゼ音がほとんど聞き取れないことなのだ。そこでキッチンタオルの芯。これは優れもの、コスト0円のアイデアものである。
で、ダクトの話に戻すと、要するにダクトを取り付けると筒をどこに押し当ててもハゼ音は何も聞こえないのである。うむ~。 しかし海外のユーザの中にはもっと凄い人がいて、ダクトの中にマイクを仕込んでそれをアンプにつないで優雅にハゼ音を大音量で鳴らしているお爺ちゃんユーザもいた。
こんなこと製品説明書には何も書かれてないし。。
ちなみにダクトの値段はこんな感じ。もちろん本格的にやるならダクトを壁に固定して隙間をパテで埋めたりするべきだが、簡易的にやるなら1000円もかけなくても簡単に煙充満問題が解決するのである。
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