珈琲豆のネット販売、パッケージング

珈琲豆の自宅焙煎はちょっとしたブームになっており、ある程度、経験を積んで自信が付くと、まず身内や友人など周りにプレゼントしたくなり、その次にネット販売でもしてみるか、と考えるのは誰もが辿る道である。僕もご多分に漏れず KazuhiCoffeeという店名で珈琲豆の販売を開始したわけであるが、さてここで早速いくつかの課題にぶつかる。

①販売サイト作りと宣伝
②適切な生豆の入手と在庫管理
③売れた後のパッケージングの大変さ

この中で思った以上に大変なのが③であり、実際どのような手順になるか写真で説明してみたい。

今回は例として「エチオピア・イルガチェフェのナチュラル・ウォッシュトの飲み比べセット」を用意してみる。

(1) 生豆の準備
パッケージ準備(生豆)

(2) ハンドピックによる欠点豆除去
拡大鏡やブラックライトなどを駆使してきっちり手を抜かずにやるが、最初から綺麗な生豆を選ぶことが肝心である。うっかり安い豆を使うと、やたらと手間がかかる可能性があるので要注意。
パッケージ(ハンドピック)

(3) 焙煎
生豆は焙煎すると重さが15-20%減ってしまうので、225gの焙煎豆を作るためには余裕を見て300g程度の生豆を用意しておく必要がある。店頭で焙煎して販売する店は、この管理が大変なので、ほとんどが「生豆の重さ」で販売している。つまり200g買ったつもりが、170gなどとなってしまう。
僕はこのステップを、CR600 + Artisanを使って、狙った焙煎度、味を作ることで差別化したい。
パッケージ(焙煎中)

(4) パッケージの準備
パッケージ準備1

(5) 焙煎豆の計量
225gぴったり計量する。それ以下だと問題だし、それ以上入れると袋が膨らみ過ぎてクリックポストで送れなくなる懸念がある。
パッケージ(計量)

(6)袋詰めとシール、ラベル
パッケージ(シール)

(7)完成したパッケージの箱詰め
パッケージ表裏面


ここまで来たら、あとは宛先ラベルを印刷して貼って、テープで封印したらポストに投函するだけ。
パッケージ完成

これだけやって売り上げは2000円ちょっと。楽じゃないね。(^.^)
皆さまに美味しい珈琲を飲んで頂きたい一心で今日も頑張っております!

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