発明工房の「煎り上手」はとても優秀で、手網系の焙煎器としては画期的に均一な焙煎が出来るのだが、再現性に乏しいのが欠点であった。そこで前々からやってみたかった温度計の取り付けに挑戦してみた。
実際に焼いてみると、温度はちゃんと上昇していくが、さすがに豆温度とは言えず、120度と表示されたところで一ハゼ開始。サンプルロースターなら210~215度なのでこれは全く低過ぎの温度。理由は明快で、温度計の差し込む深さが足りないからである。
取っ手にまっすぐ深い穴を空けるのは結構大変で、ロングドリルというドリル歯と座ぐり用ドリル歯を使ってこんな穴を空けてみた。ドリテックのこの温度計では直径4.2mmの穴がドンピシャで、一度差し込むとシッカリと固定される。
豆の位置まで届くような長い温度計があれば理想なんだが、、、
次は赤外線温度計を手に入れて取り付けてみようかなぁ。
只今、一ハゼ中… 豆はマラウィ・チンミスク。フルシティローストまで焙こうとしたが、なぜか1ハゼから5分経過しても2ハゼが来ず、結局5分半経過したところで煎り止め。直後に試飲してみたところ酸味・苦みのバランスがとても良好でまずまず満足のいく出来栄えであった。
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