最近編み出した「煎り上手」を用いた超高速焙煎はユニークで魅力的であること、そして一度体験してみればかなりの人がその味の虜になるのでは、とちょっと確信に近いものを感じている。
ちょっとした曲芸のような焙煎である。
初期の頃に撮った動画を上げてあるので、まずはこれを見て頂きたい。
KAZUHICOFFEEオリジナルの焙煎方法として「超高速ノルディックロースト」と命名してみた。
ただ一人よがりでは仕方ないので、さらに深堀りしていっている。幸いにして、焙煎仲間の一人からバリスタのN氏を紹介して頂いたので、サンプルを送って評価してもらっている最中である。
実は少し前にN氏に送った「ブラジル・ベラビスタ農園のドライオン・ツリー」という豆を超高速焙煎したものを、豆の素性は明かさずにカッピングして頂いたのだが、そのときのコメントが以下のとおりである。
いかがだろう。なんとも心強い内容のコメントである。自分が感じていたことをこうして言葉にして頂けるのはありがたい。特に、癖になる味、という点でN氏と意見が一致した点が嬉しい。
実は今もそのブルンジを飲んでいるのだが、なんともフレッシュな酸味が心地よく元気が出る。
下記は今回、N氏に送った豆は以下の4種類で、いずれもニュークロップである。
- ブルンジ・レッドブルボン・ウォッシュト
- エチオピア・ハルスケ・ナチュラル
- エチオピア・コチャレ・ウォッシュト
- ペルーホープ・ウォッシュト
焙煎した時のグラフは下記のようであり、いずれお3分以下の焙煎時間である。
詳細は拡大してみて頂きたいが、重量減は凡そ10.0 – 10.5% という感じである。
焙煎豆の様子は下記のとおりで、排出温度は230度近く通常焙煎ならハイロースト以上の温度であるが、短時間であるため、いずれも焼き色的にはシナモンロースト程度となっている。
重量減が少ない=生豆の持つ成分が多く残っている
よって美味しい。
そしてコーヒーの健康成分の代表である、クロロゲン酸もきっと豊富に残っているだろう。
さてさて、次のN氏のカッピングコメントが楽しみである。
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