最近ログハウス作りで忙し過ぎて夜は疲れてブログの更新を怠っていたが、久しぶりに状況をお伝えしたい。ログ積みを終えて、水切り板金、破風板や一部の鼻隠し板を取り付けた後に5本の棟木の上にキット付属の野地板(20㎜)を全面に貼る。
居住性を考えないならこの後に屋根材を載せていけば完成なのだが、今回僕が作ろうとしているのは接客も考慮した焙煎小屋なので、ちゃんと断熱材も入れることにした。これがとてつもなく手間がかかる作業で、ザックリと以下の手順になる。
居室の上に断熱材(スタイロフォーム)を載せるためには空間が必要なので、断熱材の間隔にピッタリ合わせた間隔で垂木(2×4材)を左右の屋根に取り付ける。なにしろ屋根が思ったより大きいので、4.8mの2×4材から完全な垂木は1本しか取れず、残りは少し継ぎ足して2本目を作る作業で、合計30本ほど立てて、やっと断熱材を敷ける状態に。断熱材の下に先に透湿防水シート(タイベック)を敷いておくことも肝心。こんな感じ。
ちなみにこのシートは1m幅の50mのロールで売られており、ネットだと14000円とかしているが、近所のビーバープロ(町田木曽店)だと3000円ほどで買えた。ラッキー!
その後にべニア(針葉樹の構造用合板 12mm – キット外)で蓋をしていくわけだが、これが縦の1.8mでは屋根の長さに少し足りず、まず頂点の隙間が最小になるように左右の屋根に上から縦に並べて貼っていった後に、軒先側には横に長く切ったしたべニアを貼って全面の蓋をする。ただし軒先に5㎜、屋根の稜線部にも空気の流れを作るための空間を微妙に残す必要があり、結構ミリ単位の作業となる。
ここまで来たら残りの鼻隠し版を付けてアスファルト・ルーフィング(キット外)を敷いて完全に防水する。ルーフィング材は壁用の0.5㎜厚と屋根用の1㎜厚があるが、当然後者を選ぶ。これが幅1mで一本21mのロールなので、僕のログハウスでは屋根の長さがが5.3強あるので、1ロールでは足りず、2本必要であった。ちなみにアスファルト・ルーフィングもビーバープロが圧倒的に安い。1ロールが42000円ほどだったかな。ここまでやると建設現場でよく見る緑い屋根が出来上がる。
さて下記が今朝の状態。今日は頑張ってアスファルトシングルを下から瓦のように重ねながら貼っていく作業を何とか終わらせて、週末は床づくりに取り掛かりたいと思う。
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