昨日、横浜の珈琲問屋に立ち寄ったら、一部で話題になっている三洋産業さんの浅・中・深の焙煎度別のペーパーフィルターが入荷していたので早速3種類を買い揃えて、比較実験をしてみました。
使用した豆は先週末にK氏宅のディスカバリー焙煎機で焙煎したコスタリカ Central Valley 産の Finca La Alquimiaという Washedの豆で、かなりの高級品です。浅煎りに仕上げましたが、4日ほど経過して素晴らしい香りを放っています。
↓ ディスカバリーで別の豆(エチオピア)をフルシティまで焙煎した時の様子
実験は以下のとおり。
珈琲:コスタリカ浅煎り10g、中挽き
湯温:90度 (深煎り用も敢えて同じ温度で抽出)
湯量:130cc (120cc抽出)
抽出時間:3回に分けて投入して合計2分 (但し中挽き用フィルタだけは1分半で落ち切った)
結論として、1分半で抽出完了した中煎り用のT-90が一番甘みが出ていて美味しく入った。
一方浅煎り用は、ちょっと酸味がきつくなってしまい、今一つでした。
深煎り用の T-83も悪くはなかったのですが、T-90の方がバランス良好でした。まぁ、T-83は83度で淹れるためのペーパーなので、今回のように90度で使うのはフェアじゃないかもしれませんが。
ちなみに、浅煎り用、中深煎り用では油分が浮きましたが、深煎り用では全く見当たりません。油分を通す性能にはかなり差がつけてあるようです。
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