ナチュラル・ウォッシュト比較(エチオピア)

昨日は一日、とても寒く雨が降っていましたが、軒下に豆を空冷する準備をしてから、いつものようにキッチンでエチオピア・イルガチェフェ・コチャレの豆を焙煎しました。最初がウォッシュト、次がナチュラルで400gずつ。ウォッシュト豆は皺が伸びにくいので、弱火でスタートして150度上昇までをいつもより2分ほど時間をかけてみました。その後は強火に、最後はまた弱火にするという調整で、煎りあがりが14分10秒(1ハゼから2分35秒)。やはり豆面は綺麗にはならず、みためは黒い皺が残ったままです。

2回目のナチュラル豆の方は焙煎機がかなり熱いうちに投入したためか、今までで最も早く1分9秒で100度に到達。慌てて中火に落として150度到達は5分3秒、200度が9分24秒、と徐々に通常のラインに戻しました。合計12分4秒(1ハゼから1分39秒)で煎りあがり。こちらはあっさりと綺麗に皺が伸びます。やはりナチュラル豆は焙きやすい。 結果、ウォッシュトもナチュラルも偶然ながら、重量減が全く同じ、85.6% (400g -> 342.5g)となりました。見た目はこんな感じでかなり異なります。
コチャレ比較

カフェバッハの田口さんの著作「スペシャルティ・コーヒー大全(技術・実践編)」にこんな絵が掲載されていて、それをイメージしながらなるべく渋み成分であるカフェー酸が生じないように焙煎してみたのですが、なかなかうまくいきません(^^;
理想的な焙煎曲線

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