最強コーヒー、そしてナギコーヒー

この1か月、来月の引っ越し先の町田と今の自宅の往復ばかりしていたが、今日はコーヒーマイスター養成講座なるものに参加するため久しぶりに都内に。実は前日までコーヒーマイスターの試験日と勘違いして教科書内容の暗記に励んでいたのだが、直前で試験は11月で今日は単に講習会であることに気付いてちょっと拍子抜けするという間抜けを犯してしまった。実際は3時間のうち2時間以上はカッピング体験会のような内容で、明日参加予定の同じくSCAJ主催のカッピングセミナーとは内容が被ることが多そうである。 さてそれはさておき、折角都内に出たので講習後は当然飲み歩きを少しばかり。

一軒目は講習会会場と同じ神谷町駅付近の「最強のバターコーヒー」、シリコンバレーの実業家Dave Asprey氏が自分をハッキングしながら開発したというやつ。実際バターコーヒーは毎朝、妻が飲んでいるし、自分自身も1か月ほど朝食をバターコーヒーにしてみたことがあり、前から代々木店の方は気になっていたが、高いので敬遠していた。一方、神谷町店は開店セール中でサンドイッチ半額とあり、ここは入るの一手 (^^;

SaikyoCoffeeFront
SaikyoMenu

バターコーヒーはニュージーランド産グラスフェッドバターを使ったスタンダード版を選択。
このバターは僕がいつもオーケーストアで購入しているものと同じだ!
SaikyoButter

出てきたコーヒーはこんな感じ。飲んでみると、まさに自分が毎日作っているものとほぼ同じ味であった。今日のコーヒーはエルサルバドル産、と表示されていたが、正直、バターの香りが強いのでベースはどの珈琲でも一緒かもしれない。
SaikyoNewZealand

半額で買ったサンドイッチはサイズも極小。「小っちゃ」と思いながら3,4口で食べてしまったが、考えてみればバターコーヒーは食事に代わるものであり、サンドイッチを付けること自体が邪道か。
SaikyoSand

神谷町から日比谷線、そして東急東横線に乗り換えて横浜に戻る途中、やっぱり小腹が空いてきて、直前の反町駅で降りて、今度は以前にチェックしていたNAGI COFFEEへ向かった。

NagiFront

ここの目当ては実は珈琲ではなくサンドイッチだったりする。
コーヒーはちょっと珍しいペルー・マチュピチュ産を注文したらサイフォンで出てきた。これなら小さめのカップでも問題ない。サイフォンの良いところだ。珈琲はなかなかユニークな香りでカルダモンのようなエキゾチックなフレーバーを感じた。

NagiPeruMachu

で期待のサンドイッチは、御覧のとおり。超でっかい! 最強さんとは真逆だ。
アボガド、スライスチーズ、各種野菜の圧縮サラダで、きっとパンから出して広げたら大盛サラダになるに違いない。

NagiSand


入店したときはちょうど店主が珈琲豆を焙煎中で、豆を出した直後は店の中は煙だらけ。
焙煎機は1Kg程度のサイズのパンチングドラムの直火方式。 コーヒーカップは資生堂。
NagiSmoke

長時間焙煎と説明が出ていたので、店主と少しお話したら、蒸らしだけで10分ほどかけて、1バッチにトータル30~40分もかけて焙煎するそうで、これはもう日本でも(いや世界でも)三本の指に入る非効率な自家焙煎珈琲店かもしれない。この焼き方では実際の焙煎度よりも豆表面の色が濃くなるらしい。ちなみにモクモクした店内を見て、往時の大坊珈琲店を彷彿させるなと思っていたら、店主もそれを意識しているそうである。

長時間焙煎に興味を持ったこともあり、帰り際にブレンド豆を200g/980円を購入。帰宅後、早速淹れてみたら、オーソドックスながら、なかなかバランスの取れたよいブレンドであった。コロンビア、ブラジル、グアテマラ、マンデリンのアフターミックス、しかも意図的に焙煎日をずらして香りの変化を楽しめるようにしている、とのこと。なかなかやりますな。
NagiBrend

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