今日は珈琲仲間のK氏と蔵前駅付近の珈琲店を探索してきました。
ここの密集ぶりは珈琲マニアには溜まりません。今日の行動を地図で示すとこんな感じ。
本日の一軒目:リーブスコーヒーアパートメント+Leaves Coffee Roaster
ここは実に面白い。一見、店内のある珈琲店に見えるのですが、実は店内はMcLeanというハンバーガー屋さんで、リーブスコーヒーの方はテイクアウトのみ、という形態。McLeanのカウンターでハンバーガーを食べている最中はバリスタさんの背中から、墨田川を背景にその接客ぶりを観察。
食後はそのカウンターから珈琲を頼むと、バリスタさんが振り向いて注文を受けてくれて、そのままカウンターで飲んでしまう、という形なのです。要するに、コーヒースタンドとハンバーガー店がカウンター席で仕切られているだけなので、空間的にはコーヒースタンドがとても広く見える仕組み。非常に良い共生関係だと思いました。ワンオペの女性バリスタで、注文したエチオピアのカフェラッテも、3rd wave系のフルーティな酸味が爽やかで、なかなかのものでした。
ここのコーヒー、人力車の車夫や乗客もドライブスルーのように注文していくとか。ちなみに4年前までここは鯛焼き屋さんだったらしい。
本日の2軒目:蕪木
ここも個性的な店です。なにが個性的って、まず店の看板がほとんど見えないほど小さい。それなのにお客が常に数組は並んで待っている盛況ぶり。店内に入ると1Fの奥にはFuji Royalの焙煎機がある豆とチョコの店頭売り、2Fが薄暗く静かな喫茶スペースで、ネルドリップ珈琲+自家製チョコレートを提供、さらにブランデー、ウィスキー、シェリーなどのお酒も並んでいる大人の空間。
この蕪木という店、以前は別の場所にあったが一度閉店して、10か月ぶりにこの場所で再開したのが昨年12月、という話。店構えはと言えば、最初は和食割烹みたいだな、で、店内に入ると個人の家のような作りで、たぶん実際に個人宅だったものを床や壁を綺麗にリノベートして古民家風に仕立てた様子。
でも、一番驚くのは、店外に出て少し下がって全体を見回したとき。
なんと! こんな場所に!! という驚き。こんなのもありなんだ、と少し感心してしまいました。
まあ、蔵前という場所ならでは、なのかな。
珈琲店には全然見えない。でも素敵な感じ。しかし少し下がってみると!?
あら~、って感じ。まさか店の上品な人達は、この2階に住んでいる? なはずないか。
珈琲のメニューは、モカ中心です。
モカ ヤンニハラールをデミタスで注文。3分半かけてネルドリップしたものを、大倉製陶の綺麗なデミタスで提供。深いコクと苦みの中に冷めてくると上品な酸味が浮かび上がります。
そうそう、驚いたことに、この店、注文前の最初に出てくるのが白湯でした。で、珈琲を飲んだ後に出てくるのは冷たい水。オシャレだ!
本日の3軒目:Coffee Wrights
K氏と別れて蔵前駅に向かう途中、カスカラ・ティーと餡バタートースト看板に引き寄せられて、ついふらふら入ったのがここ。カスカラは珈琲チェリーの果肉の方を乾燥させてお茶にしたもので、とても身体に良いらしい。ローズヒップティーをマイルドにして上品な甘さを加えたような味でとても美味しい。そして、ここの餡バタートーストは最高でした。素材が素晴らしい!!
ん? Coffee Wrightsのスペルが間違っている( ^ω^)・・・
カスカラティーは、最近よく見る Kintoさんの断熱グラスに入って出てきました。
ちょっとドイツパンような香ばしいパンに発酵バターと餡子という鉄板の組み合わせ(幸せ~)
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