ニカラグアのコーヒー

現在僕は阪東橋のKope花伝カフェの珈琲の一部について焙煎を担当をさせて頂いているが、今まで取り扱っていたコスタリカ・エルバス・レッドハニーの代わりの豆を何にしようかと相談されて、同じ中米産で綺麗な酸味が出せそうなニカラグア・ウォッシュトを選んでみた。実は少し前に1Kgだけ買ったニカラグア・ジャバニカ・ナチュラルが欠点豆がほぼゼロの綺麗な豆であるだけでなく予想以上に美味しかったこと、それに先日バックルコーヒーで飲んだニカラグアも大層美味しかったこと、その他にもこのところサードウェーブ系の店でもニカラグアのコーヒーをチラホラ目にするなぁ、といったところが選択した理由である。

仕入れはワイルド珈琲で、産地は先回と同じヌエバ・セゴビア地区である。栽培種はジャバとなっている。ジャバはエチオピア原種(アラビカ種-Ethiopean Heirloom)がインドネシア・ジャワ島に持ち込まれて品種改良されたものがさらにニカラグアに伝わったもので、見た目はガテマラなどの生豆と似ているが若干細長い豆が多いような気がする。
ニカラグア・ジャバボスカ生豆

さて、本日は天気も良かったので庭にGene Cafeを持ち出してこのニカラグアを浅めに焙煎してみた。焙煎直後の豆で珈琲を抽出してみると、なるほど良い香りがある。酸味も綺麗で、これは2,3日置けばもっと美味しくなるぞ、という手ごたえを感じた。

ニカラグア・ウォッシュト焙煎byGeneCafe
これが例の新兵器、キッチンペーパーの筒である。チャフ受けの排気口に載せて反対側を耳につけるとハゼ音がはっきり聞こえる。ただ,筒をあまり立てると熱風が耳を直撃するので要注意!

ニカラグア・ボスカ農園(85.6%)

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