エアロプレスで淹れる珈琲

以前から気になっていたエアロプレス器具を入手しました。アマゾンで税込み・送料込みで3836円。
エアロプレス箱

ちょっと嵩張るのではと心配していましたが、実際に使う器具だけならこの写真のようにコンパクトに収納でき、フレンチプレスと大きさは同じくらいです。特質すべきはペーパーフィルターのサイズで、円錐ドリッパー用と比べると差は歴然。しかも袋になっておらず一枚のペーパーなので350枚重ねても高さは4センチにもならず非常にコンパクトです。
エアロプレス器具一式

ペーパーは器具のフォルダ部分を取り外してから載せてまた取り付けるだけでセットは超簡単。
エアロプレス・ペーパーセット

粉は少し細かめに挽くと説明してあります。まぁペーパードリップと同程度でよろしいかと。
分量も同じ、170ccのお湯に対して12g、250ccのお湯に対して16g程度とします。
エアロプレス粉セット+攪拌

お湯は推奨温度80度とかなり低めの温度です。
エアロプレス80度

さて、プランジャーを差し込んで抽出、、と思ったら写真を撮っている間に既に1/3ほどカップに抽出液が出てきていました。あらら。

プランジャーは最後まで押し込んでもいいし、最後の空気を抜くところはカップを外してからでもよいとのこと。ちなみにこの最後に出てくる極少量の抽出液だけを別カップに受けて飲んでみたら、ちょっとエスプレッソライクな味でした。
エアロプレス・抽出完成

7日前にダブル焙煎で仕上げたハワイ・カウの中浅煎り豆で淹れてみたら、驚くほど甘い味が出ました。素晴らしい!

もう一つ、予想外に嬉しかったのは後始末が簡単なこと。
実に綺麗に珈琲粉が固まりで取り出せますので、あとはチャチャっと器具をすすぐだけ。
エアロプレス・後始末1
エアロプレス・後始末2

ということで、今日だけで 5杯ほどエアロプレスを使って色々な豆で淹れてみましたが、いずれもまったりと甘い味に仕上がりました。

ペーパードリップだとチョコレートっぽくて、とても珈琲らしい深いコクの珈琲になるガテマラ・ステイゴールドの中深煎りですら、エアロプレスだと苦みはほとんどなく、やはり甘い味に変わるのにはちょっと驚き。やはり抽出温度が低いことも味に与える影響が大きいのでしょう。

今のところ、浅煎り~中煎りの珈琲との相性がいいかな、と思う次第。

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